14 Sep 2002
■夏と入れ替わりでいそぎあしの秋がくる。
海で
■土用波のおさまった海岸にはすでにひとけはないけれど、海の中は、まだ一月おくれの夏を楽しむ魚たちがいた。そんな海でしつこく夏にしがみつく潜水男たちがいる。
ブドウ摘み
■太平洋高気圧が東にひっこんだ土曜日、ひとくわ農場のモグさんにさそわれて、安心院の無農薬ブドウ園にワインのためのブドウを摘みに行った。
ブドウ積み
■乾いた土地からのびるごつごつした幹。ひとつひとつ丁寧に袋をかぶせられて実るブドウ。どんなに人が手間をかけても、ブドウの味と色をきめるのは、光と温度と雨の水だ。暑い夏の太陽が凝縮してブドウの甘い蜜になる。
ブドウつぶし
■海で魚を突きながら、山で木の実を採りながら、人間の営みを考える。
ブドウかもし
■一人の人間が出来ることなどたかがしれている。そしてほとんどの人は自分が生きるだけで精一杯だ。なのに・・(つづく)
加計呂麻島でタコをつく
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