日本腰痛友の会続々

[KOK 0009]

17 Sep 1996


[沖縄Nさん]
私の周りにも、腰痛持ちがいっぱいです。今日もコルセットをして歩いている人に会いましたよ。もしかしたら「日本腰痛友の会」って本当にあるんじゃないですか?

世の中には腰痛の人って多いんですねぇ。驚きました。人類は、まだ進化の途中なのでしょうか。腰痛はあきらかに繁殖行動に影響を与えると思われるのですが、淘汰をうけてこなかったのでしょうか?人類の腰の進化はどうなっているのだ!

腰痛関係のお便り続々です。

[京都Hさん]
腰痛の悲劇。同情するよう。何を隠そう、私も腰痛もちです。もう1年以上鍼治療を続けて、すっかり鍼の先生と仲良くなるぐらいの腰痛もちなのです。無能者にならないように腰をいたわっていますが、いつ爆発するか。こわい、こわい。

鍼か・・・

[京都Kさん]
父は神経ブロックの効果を絶賛してます。

腰関係は、怪しい治療がいっぱいです。わたしも、おもわず温泉にいきましたが、次の日痛みがひどくなってしまいました。整体師の先生には、「なりたての腰痛には温治療ではなく冷治療なのだ」とおこられました。それにしても神経ブロック効果とはどんな技なのでしょうか。

[福井のKさん]
私の場合は医者にかからずに自分で治療しました。長い経験からあみ出した治療法は,夜中にこっそり捨ててある自転車からチューブを切り取ってきて,それで牽引をおこなうというもの。最初のひどいときにやるとかえって逆効果だろうけど,良くなってからの日々の治療には有効かと思うので,よかったら伝授します。

[東京のSさん]
私もリハビリにはげんでいて、腹筋・背筋を強化中です。プールにも通うようにしました。このような運動ができるまでには3ヶ月はかかりました。気長に治すことですよね。日本腰痛友の会、もちろん入会いたします。

正直いって、大変なものをしょいこんでしまったという気分です。マラリアの次は腰痛です。このごろ、フィールドでろくなことありません。しかし、暗いことばかりではないようで、ほのかな光明をあたえる、暖かいお便りもいただきました。

[京都のTさん]
もしオペするんだったら、ヘルニアといえど、日本では、一月近くは入院です。そのあいだに、きれいな看護婦さんに、毎朝手を握ってもらえます。チンクダを入れてもらえます。BEDUNTI PLAYもしてもらえます。楽しみですね。それに、しばらくのあいだエッチは鮪宜しく馬役にならざるを得ないわけですが、これが意外に新たな自己開拓と、発見を約束してくれます。楽チンポンだから、すごく長もちできてしまって、もう疲れてきたから出しちゃえ、というのがない世界なんです。実に楽しみですな。

[京都のYさん]
また、私もギックリ腰持ちであるので、つらさはよくわかります。確かにこれは繰り返します。でも、経験からいうと最初の奴が一番ひどかったように思います。つまりこれからの人生だんだん辛さが減って行くということです。上向きの人生ということですね。では、どうぞご自愛下さいませ。

上向きの人生か。うーん、いい言葉だなー。ありがとう。

前回も書きましたが、ぎっくり腰を名前だけみて、あなどってはいけんよ。

[京都Gさん]
「ぽっくり病」なんて、はっきり言って死んでもこの病気だけでは死にたくないような名前ですが、これには別名があって「青壮年急死症候群」と呼ぶそうです。医師も困ったのでしょう。
「先生! どうして父は突然死んだのですか!!」
なんて遺族に詰問されて
「ぽっくり病です」
ではバツが悪かったのでしょう。
「モヤモヤ病」なんてもの呑気です。これもできることなら「特発性ウィリス動脈輪閉塞症」と医師に告知されたいものです。
「コックリさん」とか「うっかり八兵衛」も、しばしば人々を震え上がらせる存在です。呑気な名前はなかなか馬鹿にはできません。
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Takekawa Daisuke