【狂1】情報って大切

94/7/17

■情報ってなんだろ、を考える。人間はとっても変わった動物で、もしかすると自分の生命よりも情報の方が好きなのではないだろうかとすらこのごろ思う

(例)
「先生、わたしの病気はなんなんですか!教えて下さい、本当のことさえ教えて頂ければわたし死んでもかまいません」「癌です」「ガーン」

■われわれは近代社会において、未だかつてないほどのエネルギー消費型の生活を営んでいる。でも本当にわれわれに必要なのはエネルギーなのか・・・。テレビや電気や自動車が必要なのは、物理的な理由からだけだろうか。突き詰めて考えればわれわれに必要なもののほとんどは、けっきょく情報なのではないか。もちろん、ご飯を食べなければ死んでしまう。食欲は生きるためのエネルギーを要求する。しかし、食うことも忘れて情報を集める人間のあの満足そうなな顔は何だろう。

(例)
飢えで死んでいく人々に必要な情報
「日本では食べ物がたっくさんあまってて、むちゃくちゃ捨てていますよ」
「くそー、そうだったのかぁー、日本人めー、にくいぞー」

■どうせ、エネルギー(石油とか)が枯渇してくれば、いくら自動車を造っても売れなくなる。このさき資本主義経済は生き残るために何を売るのか。情報である。いまのうちに低エネルギーで情報を伝達する機構を、しこたま作っておくべきである。

■「情報なら何でもいいのか」が次回の論点です。

【今日の情報】
「かっぱえびせん海鮮」はどえりゃーうまいが、滅多にみかけない。


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