ビックマンとはなにか

ビックマン、ソロモンピジンでBIKMAN(大きな人)。この言葉は時にチーフ(アラハ)や神(ゴッド)を指すこともあるが、正確には尊敬すべき大人の男。むろんチーフはビックマンであることを求められる。既婚の男性は潜在的にビックマンであるが、実際には必ずしもそうではない。利己的な男はスモールマンあるいはビジネスマンとよばれる。生きかたとしてはこちらのほうがずっと楽である。以下、ビックマンに要求される振る舞いを列挙する。

・ビックマンとはボスである

・ビックマンは物事をよく知っている

・ビックマンはしかし、かしこすぎると思われてもいけない

・ビックマンは時に愚か者としてふるまう

・ビックマンはつねに謙遜する

・ビックマンは議論をリードしてはならない

・ビックマンは自分で決定をしない

・ビックマンは最後に発言をする

・ビックマンは演説をする

・ビックマンの言葉は重い

・ビックマンはいつも静かに座っている

・ビックマンは人を遣う

・ビックマンは動きたいときに動く

・ビックマンはだまさない

・ビックマンは悪口を言わない

・ビックマンは自分だけうまく立ちまわらない

・ビックマンはビックマンどうしで集まる

・ビックマンは互いに距離を置く

・ビックマンはねだらない

・ビックマンは持っているものを他人に分け与えなければならない

・ビックマンのものはみんなのものである

・ビックマンは物ごとに鷹揚である

・ビックマンはたいていまずしい

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