みみくり3年かき8年

[KOK 0026]

18 Dec 1996


このごろ みなさん ごぶさたで すまんこってす。あしたはやすみだ、ごぶサタデー、なんちて。ウツはいってましたウツ。ちょっと複雑系のウツです。complex system です。

ミミクリプレゼント係、なんと三百万通のお返事がありました(百万遍 ex.これはひゃくまんべん)、うれしーねーきゃー(うれしい悲鳴)。おかげさまで集計に時間がかかりました(時計 ex.これはとけい)。とても、ぜんぶ紹介することはできないけど、うれしいからぜんぶ紹介いたしまーす!(いたちまーちゅ ex.これはタラちゃん)。

わからーん!さっぱりわからん。ミミクリとはいったいなんぞや?。東芝に勤める九州出身の知り合いには全てあたってみたが、ミミクリなる言葉に覚えのある者は一人としておらん!。まったく、無知な連中だ。オオトカゲのしっぽ。

おしいっ。おしいぞー。そうか、東芝の九州人すべてにあたったか。世間はせまいな。ご苦労。

豚の尻尾

うーん。尻尾とかいてしっぽと読ませるあたりが、にくいねー。この日本語!ざぶとんとっちゃえ。

よく見つけましたね、ミミクリ。これを知っているか否かは、小倉在住年月を計る指標です。でも、竹川君の場合、人海戦術を使っているのでマイナス10年です。
この地方ではかなり古くから食されているようで、小笠原家に残る「小倉八百記」という文献にあると、地方史の研究家に聞いた覚えがあります。僕はあたっていません。確か、「耳厨」と表記したと思いますが、形状とは違っているので耳は別の意味かも知れません。古い調理法もそれにあると思いますが、興味があればあたってみます。
家庭での調理法は、母の例で言うと、醤油、みりん、生姜でことこと煮ます。一日おいた方が味が浸みてうまいというのが子供の頃の定説でした。また、味噌漬けにして焼いて食べるのも、味噌の香ばしさが効いて忘れがたい味です。別の家庭ではぬかみそ煮にすることもあります。刺身というのもありますが、僕は駄目です。
初めての人にはちょっときつい色形ですが、慣れれば忘れられないと思います。昔は近所の乾物屋とか魚屋でたくさん売っていたのですが、量が少なくなって高級化し、口にする機会が減りました。博多のめんたいみたいに全国化する機会も逸し、いつか忘れられる食物の一つかも知れません。惜しいことです。

おーい、いきなりマイナス10年かよ、出遅れちまったもんだぜ。小笠原家に残る「小倉八百記」ときたか・・・。「小倉百人一首」なら竹川家にもあるけどな。地方史の研究家だぁ?たまには全国史も研究しろよな。

刺身で喰うのかよぅおい!(ぼけから分離したつっこみは、けっこうくるしいぞぅ)乾物屋と魚屋だぁ〜?なんかちがうぞぉ〜。「いつか忘れられる食物の一つかも知れません。惜しいことです。」って。悲しがるのはいいけど、結局なんなんだよぅ!!!う〜ミミクリ。

正解者はいませんでした。それでは博士、正解をどうぞ・・。じゃじゃーん。

正解は、馬の耳の近くの変な肉です。でもどの肉なんでしょう、ここは専門家の意見がききたいですねぇ>コロちゃん。馬の耳に念仏ですか。馬耳東風ですか。けっきょく、どうでもいいということなんでしょうか?

そうかもしれんねぇ。

いっとくけどウツですウツ。

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Takekawa Daisuke